おもい‐は・つ〔おもひ‐〕【思ひ果つ】

の解説

［動タ下二］

1. １ そうだとはっきり判断する。最後に思い当たる。

   1. 「宮なりけりと—・つるに、乳母 (めのと) 言はむ方なくあきれてゐたり」〈源・東屋〉

1. ２ 思い切る。あきらめる。

   1. 「（源氏ヲ）つらき方に—・て給へど」〈源・葵〉

1. ３ 最後まで愛し続ける。

   1. 「つらきゆかりにこそ、え—・つまじけれ」〈源・空蝉〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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