秩父（ちちぶ）とは？意味・読み方・使い方

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ちちぶ【秩父】
の解説

埼玉県南西部の市。秩父盆地の中心地で、旧称は秩父大宮。秩父銘仙 (めいせん) の産地。武甲 (ぶこう) 山に石灰岩を産し、セメント工業が盛ん。夜祭りで知られる秩父神社がある。人口6.7万（2010）。

埼玉県西部、秩父市および秩父郡の総称。養蚕が盛んで、コンニャク・シイタケを特産。広く国や県の自然公園として指定。

秩父産の織物。また、「秩父絹」「秩父縞 (じま) 」の略。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

秩父の前後の言葉

秩父の例文(11)

出典：青空文庫

･･･今も、黄いろい秩父の対の着物に茶博多の帯で、末座にすわって聞いて･･･芥川竜之介「老年」
･･･一えんが見渡される。秩父から足柄箱根の山山、富士の高峯も見える。･･･伊藤左千夫「野菊の墓」
･･･箱へ蔵うと、着ていた秩父銘撰の半纏を袖畳みにして、今一間茶の間と･･･小栗風葉「深川女房」

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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