出典:gooニュース
ボツ寸前…諦めず書いたら芥川賞 松永K三蔵さんと「オモロイ純文」
第171回芥川賞を受賞した兵庫県西宮市在住の作家、松永K(けー)三蔵(さんぞう)さん(44)に、市が文化芸術特別賞を贈った。受賞作「バリ山行(さんこう)」(講談社)は、実はボツ寸前の危機にあったという。「でも諦めず、絶対面白いと信じ、何回も書き直した」。3年かけて仕上げた作品で、一気に純文学の頂へと駆け上がった。 19日、市役所で賞の贈呈式があり、松永さんが出席した。
芥川賞・松永K三蔵さん「家族が一番です」家庭人、会社員だからこそ書けた「バリ山行」 小説家になりたい人が、芥川賞作家になった人に聞いてみた。
今回は特別版「小説家になりたい人が、芥川賞作家になった人に聞いてみた。」。純文学系新人賞の最高峰である芥川賞を『バリ山行』(講談社)で受賞した松永K三蔵さんに〝芥川賞作家になるまで″について聞きました。会社員経験、そして家庭人であり続けることこそ、小説家としての強みだと話します。
小樽、節目に帰りたい場所 芥川賞・沼田真佑さん、出生地へ思い 山坂や運河、脳裏に
デビュー作「影裏(えいり)」で2017年に第157回芥川賞を受けた作家の沼田真佑(しんすけ)さん(46)は、経歴に小樽市出身と記す。といっても生後ほどなく市外へ転居。12歳ぐらいまで親戚らを訪ね、夏を小樽で過ごした。2週間から長ければ1カ月。まちを歩くと思い出が鮮烈によみがえる。
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出典:青空文庫
・・・が室生氏の推薦で芥川賞候補にあげられ、四作目の「放浪」は永井龍男氏・・・ 織田作之助「わが文学修業」
・・・まるであなたひとりで芥川賞をきめたように思われます。これは、あなた・・・ 太宰治「川端康成へ」
・・・しようか、何とぞして芥川賞をもらいたいものだ、などと思いを千々にく・・・ 太宰治「虚構の春」