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辞書
野の番人。特に、立ち入りを禁じられている野の見張り人。
「あかねさす紫野行き標野 (しめの) 行き—は見ずや君が袖振る」〈万・二〇〉
謡曲。五番目物。世阿弥作。春日野を行く旅僧が、老人から野守の鏡の故事を聞き、鬼神の奇瑞 (きずい) を見る。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
のもりぐさ【野守草】
ハギの別名。
のもりのかがみ【野守の鏡】
《鷹 (たか) 狩りの途中で逃げた鷹を、野守がたまり水に映る影を見て発見したという故事から》野中の水を鏡にたとえていう語。「花のころを影にうつせば秋の夜の月も—なりけり」〈山家集・上〉
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