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いつ とは？ 意味・読み方・使い方

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いつ【一／▽壱】
の解説

  1. １ ひとつ。

    1. 「ここに—の秘法を案出致し候 (そろ) 」〈漱石・吾輩は猫である〉

  1. ２ 同じこと。まとまっていること。「軌を—にする」「心を—にする」

  1. ３ 一方。あるもの。別なもの。「—は甘く、—は苦い」

  1. ４ （「いつに」の形で副詞的に用いて）もっぱら。ひとえに。「成否は—に現在の努力にかかっている」

いつ【五】
の解説

  1. １ ご。いつつ。声を出して数えるときの語。「—、む、なな、や」

  1. ２ ご。いつつ。名詞の上に付いて用いる。「—文字」「—柱」

いつ【▽厳／稜＝威】
の解説

（「いつの」の形で、またはそのまま体言に続けて用いられる）

  1. １ 斎 (い) み清めたこと。神聖なこと。

    1. 「—幣 (ぬさ) の緒結び」〈祝詞・出雲国造神賀詞〉

  1. ２ 勢いの激しいこと。威力の強烈なこと。

    1. 「—の男建 (をたけび) ふみ建 (たけ) びて」〈記・上〉

いつ【何＝時】
の解説

［代］不定称の指示代名詞。

  1. １ 時に関して、不定・疑問の意を表す。「—いかなる時も」「—来るのだろう」

  1. ２ いつもの時。平常。「—の年よりも初雪が降るのが早かった」

い・つ【▽凍つ／×冱つ】
の解説

［動タ下二］「いてる」の文語形。

いつ【一／▽壱】
の解説

〈一〉⇒いち

〈壱〉⇒いち

いつ【▽乙】
の解説

⇒おつ

出典：デジタル大辞泉（小学館）

いつ の慣用句・熟語(9)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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2025/04/09 20:55

出典：gooニュース

いつ の例文(30)

出典：青空文庫

  • ･･･難したる事ありしが、何時か久米の倨然たる一家の風格を感じたのを見･･･ 芥川竜之介「久米正雄」

  • ･･･菊池は生き方が何時も徹底している。中途半端のところにこだわってい･･･ 芥川竜之介「合理的、同時に多量の人間味」

  • ･･･いることは出来ない。何時か一度は冷灰のように、美しい光を失ってし･･･ 芥川竜之介「侏儒の言葉」

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