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《「たいせき(対蹠)」の慣用読み》向かい合わせた足の裏のように、二つの物事が全く反対の関係にあること。正反対。「—点」
1 小さな点にこだわらない、広くて大きな立場。
2 晴れの場所。
「無上の上手なりとも、又、目利 (めきき) 、—にてなくば、よく出で来る事あるべからず」〈花伝・六〉
1 厳しい暑さ。極暑。酷暑。「記録的な—」
2 二十四節気の一。7月23日ごろ。一年のうちで、最も暑い時期。《季 夏》「念力のゆるめば死ぬる—かな/鬼城」
天地の開けはじめた時。太始。
他人を敬って、その手紙をいう語。台翰 (たいかん) 。台墨。
暑さに耐えること。
1 勤務していた研究所・役所など、「所」のつく組織を辞めること。⇔入所。
2 その日の勤めを終えて研究所・役所などから退出すること。
3 刑期を終えて刑務所を出ること。⇔入所。
4 養護老人ホーム・児童養護施設・知的障害児施設・授産施設などの社会福祉施設から出て生活すること。⇔入所。→通所
出典:デジタル大辞泉(小学館)
たいしょこうしょ【大所高所】
小さな点にこだわらない、広く全体を見通すような観点・視野。「—から物事を判断する」
たいしょてき【対蹠的】
[形動]二つの物事が正反対の関係にあるさま。「—な立場」
出典:青空文庫
・・・二宮尊徳の少年時代の大書してあったのを覚えている。貧家に人となっ・・・ 芥川竜之介「侏儒の言葉」
・・・この点に於て、書物と対蹠的の感じがします。 この理由は、個人の研・・・ 小川未明「書を愛して書を持たず」
・・・が勃興すれば、それと対蹠的な主義が生起する。かくして、その相剋の・・・ 小川未明「文化線の低下」
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