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辞書
池の水。また、池。
洪水などの水害を防ぎ、また水運や農業用水の便のため、河川の改良・保全を行うこと。「—事業」「治山—」
1 仏語。仏の智慧 (ちえ) を、煩悩 (ぼんのう) を洗い流す水にたとえていう語。
2 灌頂 (かんじょう) の際、阿闍梨 (あじゃり) が仏の智慧を与える意味で行者の頭へ注ぐ水。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
出典:青空文庫
・・・又禹の治水にしても、洪水は黄土の沈澱によりて起る黄河の特性にして・・・ 白鳥庫吉「『尚書』の高等批評」
・・・ちて唯だ変りなきその池水のみ、昔の秩序と静寧の中に息ひたるこそ嬉・・・ 永井荷風「霊廟」
・・・うずくまって、心情は池水のように、静かに、小さく、絶望的で、一生・・・ 宮本百合子「春桃」
智水
治水
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