1. 目上の人。身分の尊い人。

    1. 「君主一人を無上の—として之を仰ぎ」〈福沢福翁百話

  1. (梵)āyuṣmatまたはāryaの訳。前者長寿後者高貴の意》仏弟子や阿羅漢などの尊称。のちに祖師先徳にも用いる。「日蓮—」

  1. 大臣などの大饗 (たいきょう) のとき、正客として上座に座る人。親王または位の高い人を選ぶ。

    1. 「小野宮の大臣の大饗行ひ給ひけるに、九条大臣は—にてなむ参り給へりける」〈今昔・二四・三〉

  1. 裳着 (もぎ) の式のとき、腰のひもを結ぶ役。腰結い。

    1. 「—の大臣の御引出物など、かの院よりぞ奉らせ給ひける」〈・若菜上〉

[宗教・思想]の言葉

[仏教・儒教・ヒンズー教など]の言葉

出典:青空文庫

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