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辞書
１ なまのままの新しい皮。はいだばかりで、まだ乾燥や加工のしてない皮。「—をはぐ」
２ 雁 (がん) や鴨 (かも) の皮を酢に漬けたもの。煮たてた醤油につけて食べる。
３ 怠けること。ものぐさなこと。また、その人。
「物ぐさの蔵人と召されけるより、世には—の蔵人とも呼ぶ」〈鶉衣・蔵人伝〉
出典：デジタル大辞泉（小学館）
なまかわもの【生皮者】
怠け者。横着者。「この男、—なりければ」〈仮・仁勢物語・下〉
出典：青空文庫
･･･随分生皮も剥れよう、傷を負うた脚を火炙にもされよう……それしきは･･･ 著:ガールシンフセヴォロド・ミハイロヴィチ 訳:二葉亭四迷「四日間」
･･･もののスサノオが馬の生皮をぶっつけて、それを台なしにしてしまった･･･ 宮本百合子「衣服と婦人の生活」
･･･尊が暴れ込んで、馬の生皮を投げ込んで機を滅茶滅茶にしてしまったと･･･ 宮本百合子「私たちの建設」
生皮苧
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