2 姿かたち。かっこう。また、人の目に恥ずかしくない、それなりの形。→様になる
2 名詞や形容動詞の語幹に「お」「ご(御)」を冠したものに付いて、「…なこと」の意を丁寧に言い表す。ときに「お」「ご」を冠しないこともある。「お疲れ—」「お世話—」「お気の毒—」「ご苦労—」「はばかり—」
3 (後世は「ざま」の形になる)
1 二人称の人代名詞。あなた。
「これこれ大事の物ながら、—になに惜しかるべし」〈浮・一代男・一〉
2 三人称の人代名詞。慕っている第三者をさす。あのかた。
「賤 (しづ) が思ひを夢ほど—に知らせたや」〈滑・膝栗毛・四〉