「すべてをつくした」といういいわけ【「すべてを尽くした」という言い訳】
the excuse that everything has been tried
す【州】
a sandbar州崎a sand spit
す【巣】
I〔鳥・小動物・昆虫などの〕a nest;〔獣の〕a lair, a den(▼主に大形の野獣の)蜂の巣〔雀蜂などの〕a wasps' nest/〔蜜蜂の〕a honeycomb/a beehi...
す【酢】
vinegar酢の味がするIt tastes vinegary [sour].ドレッシングに酢を加えるadd vinegar to salad dressing酢に漬けるpickle ((a v...
す【×鬆】
〔大根・ごぼうなどの〕すができているbe pithy
す【州】
[共通する意味] ★土や砂が堆積(たいせき)して、河川や湖、海の水面上に現れた所。[英] a sandbank[使い方]〔州〕▽河口に州ができる▽三角州〔砂州〕▽砂州の代表的なものに天の橋立があ...
す(さす)
[共通する意味] ★使役を表わす。[使い方]〔せる(させる)〕▽(1)彼は娘に新聞を取りに行かせた▽(2)子どもを好きなだけ遊ばせた▽(3)彼女はちょっとした不注意で子どもを死なせた〔す(さす)...
すあし【素足】
[共通する意味] ★履き物を履かない状態や、その足。[英] bare feet[使い方]〔はだし〕▽砂浜をはだしでかける▽はだしで走るランナー〔素足〕▽素足にサンダルをはく▽素足の美しい娘[使い...
すい【酸い】
[共通する意味] ★酢のような味がする。酸味がある。[英] sour[使い方]〔酸っぱい〕(形)▽酸っぱい夏みかん▽口を酸っぱくしていう(=くどくどと何度も同じことをいう)〔酸い〕(形)▽酸いも...
すいい【水位】
[共通する意味] ★水の高さ、深さなどを表わす語。[英] a water level[使い方]〔水位〕▽晴天続きで貯水池の水位が下がった▽大雨で川の水位が増した〔水深〕▽水深五〇メートル▽湖の水...
すいえいろうじん【吹影鏤塵】
やってもかいのない、無駄な努力をすること。影を吹いたり、細かなちりに刻みを入れようとする意から。▽「鏤」は刻む、彫りつけること。「る」とも読む。一般に「影かげを吹ふき塵ちりに鏤ちりばむ」と訓読を用いる。「鏤塵吹影ろうじんすいえい」「鏤塵吹影るじんすいえい」ともいう。
すいがんもうろう【酔眼朦朧】
酒に酔ってとろりとした目付きになり、頭もぼうっとして、辺りの物がはっきり見えないさま。▽「酔眼」は酒に酔ったときのとろんとして定まらない目付き。「朦朧」はかすんではっきりしない様子。
すいきんせんぎょく【炊金饌玉】
たいへん豪華でぜいたくな食事。たいへんなごちそうの意。黄金を炊いて食物とし、玉を取りそろえて膳ぜんに並べる意から。美食を褒めたたえるたとえ。また、他人のもてなしを謝する言葉。▽「金きんを炊かしぎ玉ぎょくを饌そなう」と訓読する。
すいぎょのまじわり【水魚之交】
離れることができない、親密な間柄や交際のたとえ。水と魚のように切っても切れない親しい関係をいう。君主と臣下、また、夫婦の仲がよいことなどについても用いる。▽「交」は「こう」とも読む。
すいこうせってん【水光接天】
月光に照らされた川面の輝きが遠くに広がり、空まで続いている。長江の雄大な夜景を詠んだ表現。
スアレス【Francisco Suárez】
[1548〜1617]スペインの神学者・哲学者・法学者。イエズス会士。トマス=アクィナスの学説を中軸に、スコラ哲学を総合的に体系化し、神学・哲学・法学にわたって以後の時代に影響を与えた。著「形而...
すいか【垂加】
山崎闇斎(やまざきあんさい)の別号「垂加(しでます)」の音読み。
すいこ‐てんのう【推古天皇】
[554〜628]第33代天皇。在位593〜628。欽明天皇の第3皇女。名は豊御食炊屋姫(とよみけかしきやひめ)。敏達天皇の皇后となり、崇峻天皇が蘇我馬子(そがのうまこ)に殺されたのちに即位。聖...
すいぜい‐てんのう【綏靖天皇】
記紀で、第2代の天皇。神武天皇の第3皇子。名は神渟名川耳(かんぬなかわみみ)。大和国葛城(かつらぎ)の高丘宮(たかおかのみや)を都にしたという。
すいにん‐てんのう【垂仁天皇】
記紀で、第11代天皇。崇神天皇の第3皇子。名は活目入彦五十狭茅(いくめいりびこいさち)。野見宿禰(のみのすくね)の進言により殉死の風習をやめさせ、埴輪(はにわ)に代えさせたと伝えられる。
すい臓から分泌されるホルモン
消化・吸収を助けるすい液は、無色透明、無臭、わずかに粘り気をおびた液体で、三大栄養素である糖質、たんぱく質、脂肪を分解する消化酵素が含まれています。 糖質は、消化酵素によって「単糖」に分解・吸収されます。すい液に含まれる糖質分解酵素である、「アミラーゼ」は、でんぷんをまず二糖類(単糖類が2つ結合した物資。麦芽糖、ショ糖、乳糖など)に分解します。 さらに小腸でブドウ糖などの単糖類に分解されて吸収されます。 また小腸ではラクターゼが二糖類の乳糖を、ブドウ糖やガラクトースといった単糖類に分解します。 たんぱく質は、数種類のアミノ酸が数個~数十個つながった「ペプチド」という物質でできています。 すい液にはトリプシン、キモトリプシン、エラスターゼなどのたんぱく質分解酵素が含まれており、それぞれ独自にペプチドを切り離します。 切り離されたペプチドは、小腸でさらに分解されて吸収されます。また、エラスターゼには、線維を分解する作用もあります。 脂肪は、すい液に含まれるリパーゼなどの脂肪分解酵素によって、脂肪酸とグリセリンに分解・吸収されます。 また、すい液には消化酵素以外にも、すい管から分泌されるアルカリ性物質の重炭酸塩が多量に含まれています。これによってすい液は弱アルカリ性となり、強い酸性の胃酸を中和しています。 するホルモンを分泌 すい臓から分泌されるホルモンは、インスリンやグルカゴンなどで、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値という)をコントロールするはたらきがあります。 インスリンは、血液中のブドウ糖を筋肉や肝臓のなかに取り込んだり、ブドウ糖からグリコーゲンをつくって肝臓に貯蔵するなどして、血糖値を下げます。 また、インスリンには、脂肪の分解を抑えて体内に蓄積するはたらきもあります。 グルカゴンは、血糖値が著しく低下したときに分泌されます。 肝臓に蓄えられたグリコーゲンからブドウ糖をつくって血液中に送り込んだり、体内のアミノ酸や脂肪から新たにブドウ糖をつくるなどして、血糖値を上昇させます。 また、脂肪細胞を刺激して、中性脂肪の分解を促す作用もあります。 さらにすい臓では、「ソマトスタチン」といって、インスリンやグルカゴンの分泌を抑制するホルモンも分泌されています。
すい臓のはたらき
すい臓は胃の裏側、脊椎の間に位置する長さ15㎝ほどの小さな臓器です。 形はおたまじゃくしに似た横長。右端は「十二指腸」に抱え込まれるように接し、左端は「脾臓」と隣り合っています。十二指腸に接している部分を「すい頭部」、中間を「すい体部」、脾臓に接している部分を「すい尾部」といいます。 すい臓は肝臓に次ぐ大きさをもつ腺組織で、消化液を分泌する"外分泌部"と、ホルモンを分泌する"内分泌部"からなっています。 外分泌部は枝分かれした導管と、その末端につながる腺房からできており、すい液の主成分である消化酵素は腺房の腺房細胞から、水分や電解質は導管から分泌されます。これを「外分泌」といいます。 腺房細胞から分泌されたすい液は、導管を通って送り出されます。導管は合流を重ねながら、次第に太い1本の管になり(主すい管といいます)すい液は、主すい管を通って、十二指腸へと運ばれます。 また、すい臓には、ホルモンを分泌する機能もあります。これを「内分泌」といい、内分泌部で行われます。 内分泌部は外分泌組織のなかに点在し、顕微鏡で見ると海に浮かぶ島のようにも見えることから、発見者の名前をとって「ランゲルハンス島(すい島ともいう)」と呼ばれています。ランゲルハンス島は特別な細胞の小さな集団で、すい臓全体に100万個以上の島があるといわれています。 ランゲルハンス島ではインスリン、グルカゴン、ソマトスタチンなどのホルモンが分泌されています。これらのホルモンは、島をとりまく毛細血管に分泌され、血液にのって全身へと運ばれます。
すい臓の病気の仕組み(すい炎/すいがん/糖尿病)
すい臓は胃の後ろにあります。そのためすい炎やすいがんになると、上腹部の痛み・不快感のほか、食欲不振、消化吸収障害などが生じます。 急性すい炎と慢性すい炎があります。前者はすい臓が分泌する消化酵素(すい液)によって自身を消化してしまうもので、上腹部の激痛、発熱、吐き気・嘔吐などの症状がみられます。後者は、炎症によりすい臓の機能を担う細胞(実質細胞)が壊れて抜け落ち、その部分が線維化した状態です。発症当初は上腹部痛がありますが、病気が進むと痛みは軽減し、その代わりに消化吸収障害、糖尿病などを引き起こします。 すい臓から発生する悪性腫瘍で、約9割はすい管(すい臓のなかを網の目のように走る細い管)の細胞から発生します。初期には無症状または上腹部の不快感、食欲不振がみられる程度ですが、進行すると上腹部や背中の痛み、黄疸、腹部のしこりなどが現れます。また、糖尿病を発症することもあります。 軽い急性すい炎ではすい臓がむくんで腫れます。重症では消化酵素が細胞膜や血管などを破壊し、出血や赤黄色のまだら模様がみられます。