どくぐしょうしん【独具匠心】
詩文や音楽などの芸術に対する、独創的なアイデアや技巧を備えていること。
はんぶんじょくれい【繁文縟礼】
礼儀や規則・形式などがこまごまして煩わしいこと。▽「文」はあや・飾り、また礼儀・規則の条文などの意。「繁文」はこまごました飾り。規則などがこまごまと煩わしいこと。「縟」は煩わしい、込み入っている意。「縟礼」は込み入った礼儀作法のこと。略して「繁縟」ともいう。
ひなんごうごう【非難囂囂】
過失やあやまち、欠点などをとりあげて、責め立て、とがめる声が大きくてやかましいさま。
ふくざつかいき【複雑怪奇】
事情などが込み入っていて、怪しく不思議なさま。▽「怪奇」は怪しく不思議なさま。
へいしんていとう【平身低頭】
ひたすら恐縮すること。また、ひたすらあやまる形容。からだをかがめ頭を低く下げて、恐れ入る意から。▽「平身」はからだをかがめること。「低頭」は頭を低く下げること。「低頭平身ていとうへいしん」ともいう。
ようかいへんげ【妖怪変化】
人知を超えた不思議な現象を引き起こす化け物。▽「妖怪」「変化」は、ともに化け物のこと。
りょうらきんしゅう【綾羅錦繍】
上質の素材を用い、刺繍を数多く施した美しい衣服。また、きらびやかな衣服を身につけること。▽「綾」はあや絹、「羅」は薄絹、「錦」はにしき、「繍」は刺繍をした織物で、いずれも高貴な人が着る美しい衣服のこと。