しんしんきえい【新進気鋭】
新たにその分野に現れ、意気込みが鋭く、将来有望なさま。また、そういう人のこと。▽「新進」は新しくその場に出る、新しく仲間入りする意。「気鋭」は意気込みが鋭く盛んなさま。
たいじゅしょうぐん【大樹将軍】
《「後漢書」馮異(ひょうい)伝から。後漢の馮異という将軍は、諸将が功績を誇るときも、一人大樹の下に引っ込んで功を誇らなかったという故事による》将軍、または征夷大将軍の異称。
とういせいじゅう【東夷西戎】
⇒ せいじゅうとうい(西戎東夷)
ふうぞくかいらん【風俗壊乱】
社会のよい風俗や習慣を破壊し混乱させること。また、そういう状態になること。▽「壊乱」はこわれ乱れること。「壊」は「潰」とも書く。
へんぽうじきょう【変法自強】
法律や制度を変えて、自国を強くする意。▽「自強」はみずからを強くする意。清朝の末期に康有為こうゆうい梁啓超りょうけいちょうらが、制度や法の根本的改革を主張して推進した政治改革運動。「強」は「彊」とも書く。
ぼうぎゃくひどう【暴虐非道】
乱暴でむごたらしく、道にはずれた行為をするさま。また、その人。
むげいたいしょく【無芸大食】
特技や取り柄がないにもかかわらず、食べることだけは人並みであること。また、そのような人をさげすんでいう語。自分のことを謙遜けんそんしていう場合にも用いられる。▽「無芸」は芸や特技を何も身につけていないこと。「大食」はたくさん食べる人。大食い。
ようかんさんじょう【陽関三畳】
別れの歌の陽関の曲の第四句を、三度繰り返して歌うこと。一説に、第二句以下の三句を二度繰り返して歌うこと。▽「陽関」は「陽関曲」。中国唐の詩人、王維おういの「元二げんじの安西あんせいに使つかいするを送おくる」(詩)の別名。送別詩の名作。「畳」は繰り返すこと。