かじきとう【加持祈禱】
病気や災難などから逃れるために、神や仏に祈ること。
かじょうさはん【家常茶飯】
⇒ にちじょうさはん(日常茶飯)
かじょうぼうえい【過剰防衛】
自分の身を守るために、正当として許される一定の限度を超えて反撃すること。▽「過剰」は必要以上に多くあること。
かじんさいし【佳人才子】
⇒ さいしかじん(才子佳人)
かじんはくめい【佳人薄命】
美人はとかく薄幸であること。美人は美しく生まれついたため数奇な運命にあって、とかく幸せな一生が送れないものであること。また、美人はとかく短命であること。立派な人について言う場合もある。▽「薄命」は不運のこと。運命に恵まれないこと。また、短命の意にも用いる。
かせいもうこ【苛政猛虎】
民衆にとって過酷な政治は人食い虎よりももっと恐ろしいということ。
かたくのきょう【火宅之境】
火事になった家。煩悩ぼんのう(悩み)に満ちたこの世のたとえ。
かだいひょうか【過大評価】
物事や人物の実力や価値などを実質以上に大きく評価すること。
かちゅうぎひょう【夏虫疑氷】
見聞が狭いことのたとえ。見聞の狭い人は広い世界を理解しえないたとえ。見識の狭い人が自分の知らないことを信じようとしないこと。冬を知らない夏の虫は、冬に氷というものがあるのを信じない意から。▽見識や見聞が狭い人を卑しめていう語。「氷」は「冰」とも書く。一般に「夏虫かちゅう、氷こおりを疑うたがう」と訓読を用いる。
かちゅうのくり【火中之栗】
他人の利益のために危険をおかして、ひどい目にあうことのたとえ。