うしゅうのまじわり【烏集之交】
カラスががやがや集まる意から、噓うそが多く実体のない表面上だけの集まり。また、自己の利益だけを目的につきあう集団。
うんかのまじわり【雲霞之交】
俗世を超えた交友。
きんせきのまじわり【金石之交】
固い友情のこと。また、変わらない交際のこと。
こうしつのまじわり【膠漆之交】
固く結びついて、容易なことでは離れない交友関係のたとえ。厚い友情のたとえ。
しらんのまじわり【芝蘭之交】
①徳の高い人々との麗しい交際。よい感化をもたらす優れた人との付き合い。②君子や高潔な人々同士の社交。
すいぎょのまじわり【水魚之交】
離れることができない、親密な間柄や交際のたとえ。水と魚のように切っても切れない親しい関係をいう。君主と臣下、また、夫婦の仲がよいことなどについても用いる。▽「交」は「こう」とも読む。
だんきんのまじわり【断金之交】
友人同士がきわめて固い友情で結ばれていること。
ばくぎゃくのまじわり【莫逆之交】
ぴったりと息が合い、心に逆らうもののない親密なつきあい。
ふいのまじわり【布衣之交】
身分や地位などにこだわらない、心からの交わり。また、庶民同士、身分の低い者同士の付き合い。出世前の付き合い。▽「布衣」は布で作った衣服。一般庶民の着物。転じて、官位のない人の意。平民・庶民のこと。「交」は「こう」とも読む。
ふんけいのまじわり【刎頸之交】
首を切られても悔いないほど、固い友情で結ばれた交際。心を許し合った非常に親密な交際。▽「刎頸」は首を切ること。「頸」は首。「刎」は切る、はねる意。「交」は「こう」とも読む。