きうそうだい【気宇壮大】
心意気、度量や発想などが人並みはずれて大きいさま。▽「気宇」は心の持ち方、度量。「壮大」は非常に大きくて立派なさま。
しゅうぎいっけつ【衆議一決】
多くの人の議論や相談によって、意見がまとまり決まること。▽「衆議」は多くの人々の議論・相談。「一決」は一つにまとまり決まること。
ひぼうちゅうしょう【誹謗中傷】
[名](スル)根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つけること。
ふんしょこうじゅ【焚書坑儒】
言論・思想・学問などを弾圧すること。書物を焼いて儒学者を穴埋めにする意から。▽「焚」は焼く意。「坑」は穴埋めにする意。「儒」は儒学者・学者の意。
へいこせんせい【閉戸先生】
《楚の孫敬の故事から》年中、門を閉じて家にこもり、読書や学問に没頭している人。
もじきなか【文字寸半】
《「文字」は一文銭の表に書かれた字。「きなか」は一文銭の直径1寸の半分の意》少しばかりの金。また、わずかなもの。一文半銭。「人様の物—、盗もと思ふ気は出さぬわい」〈浄・伊賀越〉
らりこっぱい【乱離骨灰】
ばらばらに離れ散ること。めちゃめちゃになった様子。さんざん。▽「らりこはい」とも読む。「乱離」は「羅利」とも書き、「骨灰」は「粉灰」「骨敗」「忽敗」とも書く。
りごうしゅうさん【離合集散】
離れ離れになったり、集まって再会したりすること。▽「離合」は離れることと一つに集まること。協同したり反目したりすること。「集散」は集まることと離れ去ること。「集散離合しゅうさんりごう」ともいう。「集」は「聚」とも書く。
りゅうじょうこはく【竜攘虎搏】
互角の力をもった強い者同士が激しく戦うこと。力の伯仲した英雄・強豪などが、あたかも竜ととらとがぶつかって戦うように勝負すること。▽「攘」は排除する、うちはらう、「搏」はなぐる意。「竜」は「りょう」とも読む。
ろうしやしん【狼子野心】
《「春秋左伝」宣公四年から。狼(おおかみ)の子は飼われていても、生来の野性のために飼い主になかなかなれない意から》人になれ従わず、ともすれば危害を加えようとする心。