しんりょえんぼう【深慮遠謀】
⇒ しんぼうえんりょ(深謀遠慮)
じかどうちゃく【自家撞着】
同じ人の言動や文章などが前後で矛盾していること。自分で自分の言行に反することをすること。▽「自家」は自分、自分自身のこと。「撞着」は突き当たること。矛盾すること。「撞着」は「とうちゃく」「どうじゃく」とも読む。「着」は「著」とも書く。
じごうじばく【自業自縛】
「自業自得」に同じ。
じゅうねんいちじつ【十年一日】
長い間たっているにもかかわらず、何も変わっていないこと。同じ状態がずっと続いて、進歩や発展がないさま。また、一つのことを忍耐強く守り続けること。
じょういとうごう【情意投合】
お互いの気持ちがぴったりと合うこと。▽「情意」は感情と意志。また、心。「投合」はぴったり合うこと。
じょうしょてんめん【情緒纏綿】
喜怒哀楽などの感情が深く突き動かされ、離れがたいこと。趣や雰囲気、情愛などがいつまでも心にまとわりつくこと。また、愛情がこまやかなことにもいう。
じょうとうしゅだん【常套手段】
同じような場合に、いつも決まってとられる手段。また、ありふれた方法や手段。▽「常套」は古くからの習慣。ありふれたやり方。
じんじょういちよう【尋常一様】
ごくあたりまえで、格別に他と変わらないさま。普通と異なることのないさま。▽「尋常」は普通・あたりまえ。「一様」は行動・状態などが同じさま。
じんらいふうれつ【迅雷風烈】
激しい雷と猛烈な風。事態が急激に変わるさま。行動が素早いさま。▽「迅雷」は天地をとどろかす激しい雷鳴。「風烈」は激しく吹く風で、「烈風」に同じ。
ずいるいおうどう【随類応同】
相手の能力や性質に応じて、それ相応に指導すること。仏が人の心や性格や素質などの種類に応じて、説法・教化を施す意。▽「随類」は種類にしたがうこと。「応同」は同じ仲間に応こたえる意。「類るいに随したがい同どうに応おうず」と訓読する。