せいたんきょむ【清淡虚無】
清潔かつさっぱりしていて、ものに対する執着がないこと。▽「清淡」は清くさっぱりしている。「虚無」は何もない状態。ここでは物欲のないこと。
ないせいがいだく【内清外濁】
乱れた世の中を生き抜く、処世術の一つ。心の中は清潔でありながら、うわべでは世俗にまみれて汚れたふりをすること。▽「内」は内面・心の中の意。「外」は外見に現れる部分のこと。あえて正義を主張するようなことはしないで、世俗との衝突を避け、心の中に清潔な心をしまっておくこと。
めいそうじょうき【明窓浄机】
明るく清潔で、落ち着いて勉強できる書斎の形容。読書や執筆に適している場所。明るい窓と塵ちり一つない清潔な机の意から。▽「机」は「几」とも書く。