さんぺいじまん【三平二満】
十分ではないが、少しのもので満足し、心穏やかに過ごすこと。▽「三」「二」はともに、数の少ないことを示す。また、別意で、額・鼻・下顎したあご(三つ)が平らで、両方の頬ほお(二つ)が膨れている顔、おかめ・おたふくのことをいう。「二」は「に」とも読む。
だいひょうひまん【大兵肥満】
大きなからだで太っていること。また、そのような人。▽「大兵」は大きくたくましいからだ。また、その人。「肥満」はからだが肥え太っていること。
とうしまんまん【闘志満満】
闘争心がからだじゅうに満ち満ちていること。
はんぷくほうまん【帆腹飽満】
舟の帆ほが風をいっぱいに含んで膨らんでいるさま。舟が帆いっぱいに風を含んで軽快に進む様子をいう。▽「帆腹」は舟の帆。「飽満」は飽きるほど満腹に食べる意で、ここでは帆に風をいっぱい含むさま。
ふくとくえんまん【福徳円満】
幸福や財産に恵まれ、満ち足りているさま。▽「福徳」は幸福と利益の意。「円満」は満ち足りているさま。
ふへいふまん【不平不満】
ある物事や状態に対して、心持ちが穏やかでなく満ち足りないさま。
やしんまんまん【野心満満】
夢や野望など身分不相応な望みをあり余るほどもっていること。