かっかそうよう【隔靴搔痒】
物事が思うようにならず、もどかしいこと。また、物事の核心や急所に触れることができずに、はがゆくじれったいこと。
きせいじじつ【既成事実】
すでに現実になっていて、だれもが認める物事のこと。また、だれもが認めるのが当たり前の物事のこと。
くうちゅうのろうかく【空中楼閣】
蜃気楼しんきろうのこと。転じて、根拠のないことがら。また、実際からかけ離れた空想的な物事。もとは、空中に現れた高殿の意。また、空中に築いた高殿の意。▽「楼閣」は高殿・高い建物。
けいせいいっぺん【形勢一変】
物事のなりゆきやようすが急に変わること。また、物事のなりゆきやようすがまったく変わってしまうこと。
こうこくのこころざし【鴻鵠之志】
大人物の志こころざし、遠大な志のこと。また、小人物には大人物の志は理解できないことのたとえ。
こじらいれき【故事来歴】
古くから伝わっている事柄について、由来・歴史や伝来の事情など。▽「故事」は昔から伝わっているいわれや話。「来歴」は由来やいきさつ。「故」は「古」とも書く。
しゅうみょうのもん【衆妙之門】
すべての物が出てくる場所、その根源。万物がそこを通りぬけて出てくるという門。万物の源となるところ。
たつじんたいかん【達人大観】
物事の道理に広く通じている人は、物事の全体を客観的に見渡すことができるということ。
てんちむよう【天地無用】
荷物の梱包の外側に記載して、荷物の上下を逆さまにすると破損する恐れがあるからしてはならないと警告することば。
ぶつぶつこうかん【物物交換】
貨幣経済以前の原始的交換形態で、品物を貨幣などの媒介物を用いずに直接他の品物と交換すること。