あきばはんさく【秋場半作】
秋場の天候が、稲の収穫の半ば以上を決めるということ。秋日和(あきびより)半作。
しゅうそうさんじゃく【秋霜三尺】
研ぎ澄まされた刀剣。▽「秋霜」は秋の霜の厳しく冷たく光ることから、鋭い刀剣のたとえ。「三尺」は刀剣の長さから、同様に刀剣をいう。
しゅうそうれつじつ【秋霜烈日】
刑罰・権威・節操・意志などが厳しく、また、厳かなことのたとえ。秋の厳しく冷たい霜と夏の強い日差しの意から。
しゅうふうさくばく【秋風索莫】
秋風が吹き、物さびしいさま。盛んであった物事の勢いが衰えて、物さびしいたとえとしても用いられる。▽「索莫」は物さびしいさま。また、失意のさま。「莫」は「寞」「漠」とも書く。
しゅうふうさくばく【秋風索漠】
[ト・タル][文][形動タリ]秋風が吹いて草木が生気を失い、うら寂しくなるさま。また、盛んだった昔の面影もなく、ひっそりとしてわびしいさま。「—として訪れる人もない」
しゅうふうれつれつ【秋風冽冽】
寒々と吹く秋風のように、厳しく冷たいこと。