いくいくせいせい【郁郁青青】
青々と生い茂り、よい香りを漂わせているさま。もと水際に生えたよろい草やふじばかまの様子をいった語。▽「郁郁」は香りのよいさま。「青青」は生い茂るさま。
うかてんせい【雨過天晴】
悪かった状況や状態がよいほうに向かうたとえ。雨がやみ、空が晴れ渡り明るくなる意から。▽「晴」は「青」とも書く。「雨あめ過すぎて天てん晴はる」と訓読する。
とうかせいせい【冬夏青青】
節操が堅く、常に変わらないことのたとえ。松やこのてがしわといった常緑樹は、色を変えることなく冬も夏も青々と茂っていることから。
ばんこちょうせい【万古長青】
永久に変わらないこと。青々としていつまでも変わらない意から。▽「万古」はいつまでも。永久に。「長青」は松の葉がいつも青々として、とこしえに変わらないこと。