せんぼうしさ【瞻望咨嗟】
はるかに望み見てうらやみ、ため息をつくこと。高貴な人を非常にうらやむこと。▽「瞻望」は仰ぎ見て慕う。「咨嗟」はため息をつく。高貴な人のすばらしさを敬慕しつつ、ため息をついてうらやむ意味。
ちょうめいふうき【長命富貴】
長寿で財産があり、しかも身分が高いこと。▽「富」は財産が多いこと。「貴」は身分が高いこと。高貴。
ほふくしっこう【匍匐膝行】
膝ひざを床につけたまま、腹這うようにすり足で移動すること。高貴な人の前へ進み出るときの姿勢。
ようりんけいじゅ【瑶林瓊樹】
人品が気高く、衆にすぐれていること。玉のように美しい木や林の意から。▽「瑶」「瓊」は、ともに美しい玉で、すぐれて美しいもの、高潔なもののたとえ。
りょうらきんしゅう【綾羅錦繍】
上質の素材を用い、刺繍を数多く施した美しい衣服。また、きらびやかな衣服を身につけること。▽「綾」はあや絹、「羅」は薄絹、「錦」はにしき、「繍」は刺繍をした織物で、いずれも高貴な人が着る美しい衣服のこと。