いっぱつせんきん【一髪千鈞】
一本の髪の毛で非常に重いものを引く意から、きわめて危険なことのたとえ。
いっぱつひっちゅう【一発必中】
弾丸一発でしとめる意から、ただ一度のチャンスを成功させること。
いっぱんせんきん【一飯千金】
わずかな恵みにも厚い恩返しをするたとえ。一膳いちぜんの食事のようなわずかな恵みにも、千金に値する恩がある意から。
いっぱんぜんぴょう【一斑全豹】
⇒ ぜんぴょういっぱん(全豹一斑)
いっぱんのおん【一飯之恩】
ほんのわずかの恵みのたとえ。また、わずかな恩義であってもそれを忘れてはいけないという戒めの語。一膳いちぜんの食事を恵んでもらった恩義の意から。
いっぴつけいじょう【一筆啓上】
男性の手紙の冒頭に書かれるあいさつのことば。起首。簡単な手紙をさしあげます、の意。
いっぴつまっさつ【一筆抹殺】
すべてを消し去ること。帳消しにすること。よく考えることなく、軽率に過去の美点や功績をすべて消し去ってしまうこと。▽「抹殺」は消してなくす、塗り消す意。人や物事の存在を否定すること。「殺」は助字。
いっぴんいっしょう【一顰一笑】
顔に表れるわずかな表情。また、わずかな表情の変化。ちょっと顔をしかめたり、ちょっと笑ったりする意から。▽「顰」は眉まゆをひそめる。気分悪そうに顔をしかめ、眉間みけんにしわをよせることをいう。「一笑一顰いっしょういっぴん」ともいう。
いっぷいっぷ【一夫一婦】
一人の夫と一人の妻。また、そのような形で成立する婚姻制度。
いっぷたさい【一夫多妻】
一人の夫が同時に複数の妻をもつこと。また、そのような婚姻形態。