こぼくりょうぎん【枯木竜吟】
衰えたものが勢いを取り戻すことのたとえ。苦境を脱して再び脚光を浴びることのたとえ。老人や病人などが生命力を回復することのたとえ。また、ありそうもないことが実現することのたとえ。
ごじゅうちめい【五十知命】
五十歳で天命(天から与えられた使命)を知るということ。
しせいゆうめい【死生有命】
人が生まれたり死んだりすることは、天命によって定められたものであり、どうすることもできないということ。人の運命は、決められていて、変えることはできないということ。
しちゅうきゅうかつ【死中求活】
絶体絶命の状況でも、何か解決の糸口を見つけ、活路を見出そうとすること。また、窮地から抜け出すために、死ぬ覚悟で、危険にとびこんでいくこと。
しょぎょうむじょう【諸行無常】
この世の万物は常に変化して、ほんのしばらくもとどまるものはないこと。人生の無常をいう仏教の根本的な考え。▽仏教語。「諸行」は因縁によって生じた、この世の一切の事物。
じゆうほうにん【自由放任】
何も干渉せずに、勝手気ままにさせておくこと。命令や規制を下すことなく、思い通りに行動させること。
じんしゃふゆう【仁者不憂】
日頃から行いをよくしていれば、少しのことでくよくよ心配しないものだということ。徳の高い優れた人物は、道理や天命によく従っているので、心配したり嘆いたりしないという意味。
せいきはつらつ【生気潑溂】
生き生きとして、活気にあふれていること。生命感が満ち溢あふれているようす。
せいじゅばんざい【聖寿万歳】
天子の寿命がいつまでも続くことを願う、言祝ことほぎのことば。
そくさいえんめい【息災延命】
災難を無くし、寿命をのばすこと。