しつぎおうとう【質疑応答】
質問とそれに対する答弁。▽「質疑」は疑わしい点を質問すること。「質」は問いただす意。「応答」は受け答え。
じもんじとう【自問自答】
自らに問いかけて、自ら答えをいうこと。納得がいかないことや疑問を、自分自身で、反芻はんすうすること。また、あれこれ考えて思い悩むこと。
じんかもんりゅう【尋花問柳】
花を探したり、柳を問い求めたりして春の景色を楽しむこと。のち転じて、花柳を妓女ぎじょにたとえて、花柳界に遊ぶことのたとえ。▽「尋花」は花を探りめでること。「花はなを尋たずねて柳やなぎを問とう」と訓読する。「問柳尋花もんりゅうじんか」ともいう。
せつもんきんし【切問近思】
まだ知らないことを身近な問題として取り上げ、熱心に問いただして考えること。▽「切問」は熱心に問うこと。「切せつに問といて近ちかく思おもう」と訓読する。
はくがくしんもん【博学審問】
広く学んで詳しく問いただし、学問の道を究めること。広く学んで知識を広め、細かに詳しく疑問を起こし問うこと。儒教、特に朱子学でいう学問の道程で、学ぶ、問う、思う、弁ずる、行うの「学ぶ、問う」に当たる。▽「博」は広い意。「審問」は詳しく調べて尋ねる意。
ぼうぶんもんせつ【望聞問切】
医者の重要な四つの診察法。▽「望」は目で察すること。「聞」は耳でよく聴くこと。「問」は言葉で患者に問いただすこと。「切」は指でさすって診みること。