きょくめんだかい【局面打開】
行きづまっている情勢や困難な状況を、手を尽くして切り開き、解決の糸口を見つけ出すこと。
きりゃくじゅうおう【機略縦横】
策略を時に応じて自在にめぐらし用いること。▽「機略」ははかりごと・策略の意。「縦横」はたてとよこ。転じて、自由自在の意。思うままに動かすこと。
きんちょうかんわ【緊張緩和】
緊張している状態や情勢がゆるむこと。特に、緊張した関係にあった国家間の緊張がゆるむことをいうことば。
げんじょういじ【現状維持】
現在の状況や状態、情勢などをそのまま変えずにおくこと。また、現在の状況や状態、情勢がそのまま変わらないこと。
げんじょうだは【現状打破】
現在の状況や状態、情勢などを、よい方向に思い切って変化させること。
じせいじせつ【時世時節】
「時世」も「時節」も、世の中の情勢。その時代のめぐり合わせ。
ふうりんかざん【風林火山】
戦いにおける四つの心構えを述べた語。風のように素早く動いたり、林のように静かに構えたり、火のような激しい勢いで侵略したり、山のようにどっしりと構えて動かない意。転じて、物事の対処の仕方にもいう。時機や情勢などに応じた動き方。▽「其その疾はやきこと風の如ごとく、其の徐しずかなること林の如く、侵掠しんりゃくすること火の如く、動かざること山の如し」の略。戦国時代の武将、武田信玄たけだしんげんが旗に大書し、旗印に用いたことで有名。
ふくざつかいき【複雑怪奇】
事情などが込み入っていて、怪しく不思議なさま。▽「怪奇」は怪しく不思議なさま。
ぶつじょうそうぜん【物情騒然】
世の中が落ち着かず騒がしいさま。▽「物情」は世の中の様子。人々の心。「騒然」は騒がしいさま。落ち着かないさま。