じうのか【時雨之化】
草木が、ほどよい時期の雨で、成長するように、君子や聖者の恵みが、万民に与えられること。有徳者や聖人の教えが、人民に広がっていくこと。
じきしょうそう【時期尚早】
その事を実行するには、まだ時が早過ぎること。また、そのさま。▽「尚早」は、なお早い、まだその時期ではないの意。
じきとうらい【時機到来】
事を起こそうとして、まさにその好機がやってきたこと。いちばんよいときが来たという意味。
じじこくこく【時時刻刻】
その時その時。物事が引き続いて起こることにいう。また、時を追って。次第次第に。▽「刻刻」は「こっこく」とも読む。
じせいじせつ【時世時節】
「時世」も「時節」も、世の中の情勢。その時代のめぐり合わせ。
じせつとうらい【時節到来】
待ちかねていた好機がやってくること。ちょうどよい機会に恵まれること。
じだいさくご【時代錯誤】
時代の異なるものを混同して考えること。また、考え方や行動などが時代の流れに逆行していて合わないこと。時代遅れ。アナクロニズム。▽「錯誤」は、たがう、誤ること。