くがみらくづめ【苦髪楽爪】
苦労しているときは髪の毛が早く伸びて、楽をしているときは爪が早く伸びるということ。
くづめらくがみ【苦爪楽髪】
⇒ くがみらくづめ(苦髪楽爪)
せつでいのこうそう【雪泥鴻爪】
行方がわからないこと。あとには、何も残らないということ。雪解けのぬかるみの道には、鴻おおとりの足跡も残らないという意味から。また、はかない人生のたとえとしても使われる。
まこそうよう【麻姑掻痒】
物事が思いどおりになること。もとは、かゆいところに手が届くこと。▽「麻姑」は中国伝説上の仙女の名。鳥のような長い爪つめをもっているので、かゆいところをかくのに適しているといわれた。「掻痒」はかゆいところをかくこと。背中をかくための孫の手は「麻姑」の手からきている。「痒」は「癢」とも書く。
らくがみくづめ【楽髪苦爪】
「苦爪楽髪」に同じ。