1. 古代中世、貴人の入浴奉仕する女官が、湯にぬれるのを防ぐために衣服の上から腰に巻いた裳 (も) の一種。多くは白い生絹 (すずし) を用い、のちには模様のあるものも用いた。いまき。

  1. 入浴の際に腰に巻いた布。江戸時代、宝永(1704〜1711)ころまでは男女とも裸で入浴することはなく、布を腰に巻いて入った。湯文字 (ゆもじ) 。

  1. 女性の腰巻き。蹴出 (けだ) し。二幅 (ふたの) 。いまき。

[生活]の言葉

[ファッション]の言葉

出典:青空文庫

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