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辞書
１ 幅10センチくらいの細帯。帯を締める下ごしらえのために長着のお端折 (はしょ) りを整えた上に巻き、両端を結ばず挟んで始末する。博多織が多い。
２ 白身魚のすり身をまぜた卵の厚焼きを、渦巻き形にすだれで巻いたもの。
出典：デジタル大辞泉（小学館）
だてまきずし【伊達巻き鮨】
煮たシイタケや田麩 (でんぶ) などを芯にした鮨飯を厚焼き玉子で巻いた鮨。
出典：青空文庫
･･･の夜の戸鎖浅ければ、伊達巻の跣足で忍んで出る隙は多かった。 生命の･･･ 泉鏡花「伯爵の釵」
･･･いち松のくっきりした伊達巻で乳の下の縊れるばかり、消えそうな弱腰に･･･ 泉鏡花「眉かくしの霊」
･･･、長襦袢するすると、伊達巻ばかりに羽織という、しどけない寝乱れ姿で･･･ 泉鏡花「みさごの鮨」
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