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浜田広介による童話。人間と友だちになりたい赤鬼と、彼が人間と仲良くなれるよう悪者役を引き受ける青鬼友情と別れを描く。

[補説]昭和8年(1933)の児童誌初掲載時の題は「おにのさうだん」だった。翌、昭和9年(1934)に別の児童誌に掲載された際の題は「鬼の涙」で、初めて「泣いた赤おに」の題があらわれたのは昭和12年(1937)だった。
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