クイーユ【Henri Queuille】
[1884〜1970]フランスの政治家・医師。急進社会党党首。第二次大戦下、ド=ゴールの抵抗運動に参加し、のち、首相。
くうかい【空海】
[774〜835]平安初期の僧。真言宗の開祖。讃岐(さぬき)の人。俗姓、佐伯氏。諡号(しごう)、弘法大師。延暦23年(804)入唐、翌々年帰朝。高野山に金剛峰寺(こんごうぶじ)を建立し、東寺(教...
ぐさい【救済】
[1282?〜1376?]鎌倉末期・南北朝時代の連歌師。俗称、侍従房・侍公。和歌を冷泉為相(れいぜいためすけ)に、連歌を善阿に学んだ。二条良基と「菟玖波集(つくばしゅう)」を編集、「連歌新式」を...
こいそ‐りょうへい【小磯良平】
[1903〜1988]洋画家。兵庫の生まれ。藤島武二に師事。フランスへ留学後、新制作派協会(後の新制作協会)の結成に参加。卓抜した描写と近代的感覚で、女性像に独自の画境を展開した。文化勲章受章。
こうあみ【幸阿弥】
[1410〜1478]室町後期の蒔絵師(まきえし)。本名、土岐四郎左衛門道長。足利義政に仕え、入道して幸阿弥と称す。下絵に土佐光信の大和絵や能阿弥・相阿弥らの作品を用いた。→幸阿弥派
さえき‐ゆうぞう【佐伯祐三】
[1898〜1928]洋画家。大阪の生まれ。渡仏してブラマンクに師事、ユトリロの影響も受け、パリの街頭風景を数多く描いた。パリで客死。
さかもと‐かじま【坂本嘉治馬】
[1866〜1938]出版実業家。高知の生まれ。小野梓(おのあずさ)に師事し、明治19年(1886)東京神田に冨山房を創立。辞典・学術書・教科書などを刊行した。
さかもと‐しほうだ【坂本四方太】
[1873〜1917]俳人。鳥取の生まれ。本名、四方太(よもた)。正岡子規に師事、「ホトトギス」に写生文を連載。著「寒玉集」など。
さかもと‐りょうま【坂本竜馬】
[1836〜1867]幕末の志士。土佐藩士。名は直柔(なおなり)。千葉周作道場に剣を学び、のち脱藩し、勝海舟に師事。慶応2年(1866)薩長同盟成立に尽力。前土佐藩主山内豊信(やまうちとよしげ)...
ザビエル【Francisco Xavier】
[1506〜1552]日本に初めてキリスト教を伝えたスペインの宣教師。聖人。イグナティウス=デ=ロヨラとともにイエズス会を創設。1549年(天文18)鹿児島に上陸し、以後2年間、九州・中国・近畿...