おう‐たく【王鐸】
[1592〜1652]中国、明(みん)末清(しん)初の書家・画家。字(あざな)は覚斯(かくし)。明・清の2朝に仕えた。自由奔放で感情に富んだ書と、簡素で平明な山水画で知られる。
おう‐めいせい【王鳴盛】
[1720〜1797]中国、清代の歴史学者・経学者。嘉定(江蘇省)の人。字(あざな)は鳳喈(ほうかい)。号は礼堂・西荘。「十七史商榷(じゅうしちししょうかく)」は考証的史学の名著といわれる。詩文...
おう‐もう【王蒙】
[1308ころ〜1385]中国、元末・明初の画家。呉興(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は叔明(しゅくめい)。号は香光居士・黄鶴山樵(こうかくさんしょう)。董源(とうげん)・巨然(きょねん...
おおしろ‐たつひろ【大城立裕】
[1925〜2020]小説家。沖縄の生まれ。米国軍占領下の沖縄で高校教師となり、のち琉球政府に勤務。沖縄史料編集所長、沖縄県立博物館長を務める。かたわら小説を執筆、「カクテル・パーティー」で芥川...
おおたか‐げんご【大高源吾】
[1672〜1703]赤穂義士(あこうぎし)の一人。名は忠雄。浅野長矩(あさのながのり)の中小姓。吉良(きら)邸討ち入りに参加。宝井其角(たからいきかく)に俳諧を学び、子葉と号した。
おがわ‐はりつ【小川破笠】
[1663〜1747]江戸中期の蒔絵師(まきえし)。伊勢の人。江戸に移り、俳諧や土佐派の絵画もよくした。蒔絵に鉛・貝・陶片・牙角(がかく)・堆朱(ついしゅ)などをはめ込む破笠細工を創始。作品に「...
かい【隗】
⇒郭隗(かくかい)
かくいち【覚一】
⇒あかしかくいち(明石覚一)
かく‐こう【霍光】
[?〜前68]中国、前漢の政治家。霍去病(かくきょへい)の異母弟。武帝に長く仕え、帝の死後は昭帝を補佐。昭帝の死後は宣帝を擁立し、娘を皇后にして権勢を極めたが、その死後族滅された。
かっ‐きょ【郭巨】
⇒かくきょ(郭巨)