とう‐ちゅうじょ【董仲舒】
[前176ころ〜前104ころ]中国、前漢の儒学者。広川(河北省)の人。「春秋公羊(くよう)伝」を学び、武帝のとき文教政策を建言、儒学を正統な官学とさせ、その隆盛をもたらした。著「春秋繁露(はんろ...
とくがわ‐いえなり【徳川家斉】
[1773〜1841]江戸幕府第11代将軍。在職1787〜1837。一橋治済(ひとつばしはるさだ)の長男。松平定信を老中に登用し、寛政の改革を行った。定信の失脚後はみずから政治を執り、ぜいたくな...
ドーデ【Daudet】
(Alphonse 〜)[1840〜1897]フランスの小説家。故郷プロバンス地方の風物を叙情性豊かに描いた。短編集「風車小屋便り」「月曜物語」「タルタラン」、戯曲「アルルの女」など。 (L...
なかい‐ちくざん【中井竹山】
[1730〜1804]江戸中期の儒学者。大坂の人。名は積善。甃庵(しゅうあん)の長男。五井蘭洲に朱子学を学び、父の没後懐徳堂学主となり、その全盛時代をもたらした。著「草茅危言」「非論語徴」など。
なみき‐ごへい【並木五瓶】
[1747〜1808]江戸後期の歌舞伎狂言作者。初世。大坂の人。並木正三の弟子。大坂および江戸の劇壇で活躍し、幕末までの歌舞伎の隆盛をもたらした。写実的、合理的作風で知られる。代表作「五大力恋緘...
なみき‐そうすけ【並木宗輔】
[1695〜1751]江戸中期の浄瑠璃作者。大坂の人。別名、宗助・千柳。西沢一風の弟子。僧であったが、還俗して豊竹座および竹本座で立作者として執筆。竹田出雲・三好松洛との合作が多く、浄瑠璃全盛期...
ハースト【William Randolph Hearst】
[1863〜1951]米国の新聞経営者。ニューヨークでピュリッツァーの「ワールド」と販売合戦を行い、イエロージャーナリズムの全盛期をもたらした。全米各地の新聞および雑誌、放送局・通信社などを経営。
バリニャーノ【Alexandro Valignano】
[1539〜1606]イタリアの宣教師。イエズス会の東洋巡察使として1579年(天正7)から1598年(慶長3)にかけて3回にわたって来日。大友宗麟(おおともそうりん)ほか九州諸大名を教化。また...
ピカビア【Francis Picabia】
[1879〜1953]フランスの画家。印象派からフォービスムやキュビスムなど次々と画風を変え、1910年代にはデュシャンらとともにニューヨークにダダの運動をもたらした。その後、ダダを離れ具象絵画...
ピュロン【Pyrrhōn】
[前360ころ〜前270ころ]古代ギリシャの哲学者。懐疑派の祖。人間の生活理想は心を乱されない静けさ(アタラクシア)にあり、そのためにはあらゆる真偽善悪の判断を中止(エポケー)しなければならない...