純粋/単純 の解説 - 小学館 類語例解辞典

純粋/単純 の共通する意味

まじりけのないこと。

英語表現 simple

国語辞書で調べる 純粋 単純

純粋/単純 の使い方

純粋 【名・形動】
▽純粋な赤 ▽純粋の秋田犬 ▽純粋培養
単純 【名・形動】
▽単純な配色

純粋/単純 の使い分け

「純粋」「単純」はともに、まじりけがないことをいうが、「純粋」は、液体や、気体のように均質なものの中に、別のものが混ざったり、溶けたりしていないことをいう。「純粋の秋田犬」は、他種の犬の血が混ざっていないこと。一方、「単純」は、それぞれが独立しているものが集まっている状態の中に、別のものが入っていないことをいう。「純粋な赤」は、他の色が混ざっていない赤をいうが、「単純な配色」は、それぞれ独立した色が、混ざっていない状態で組み合わされていることをいう。
「単純」は、「単純な構造」のように、作りや形式などが込み合っていないことにもいう。

純粋/単純 の反対語

▼単純⇔複雑

純粋/単純 の関連語

【形動】
単独ではあまり用いられない。「純日本風の庭」
シンプル 【形動】
余計なものを省いてすっきりしたさま。「シンプルなデザイン」「シンプルな生活」
純然 【形動】
他のものが全くまじっていないさま。「純然たるサラブレッド」「純然たる日本古来の文化」
純一 【形動】
まじりけのないさま。文章語。「純一無雑(=偽りやまじりけのないさま)」

カテゴリ

#事柄・性質#内面的な性質

純粋/単純 の類語 - 日本語ワードネット

純粋 の類語

真実、事実または現実に従って の意

ほこりまたは不純物を含まない; または清潔な習慣を持っていること の意

不一致な品質が存在しない の意

(人や振舞いについて使用され)欠点がないさま; 罪のない の意

いかなる種類の副次的要素がない の意

副次的要素に混ざらない の意

装われない; 誠実に感じられた、あるいは表現された の意

単純 の類語

簡単である、そして、かかわっていない、または複雑ではない の意

隠蔽するために軟化する努力から解放する の意

念入りに仕上げていない、または仕上げられていないさま; 簡素なさま の意

精神的な能力と繊細さが不足するさま の意

副次的要素に混ざらない の意

葉形の; 門または亜門を持たない葉の の意

ほとんど部品を持たないさま; 複雑でない、面倒でない、あるいは入り組んでいない の意

機微さおよび洞察力が欠如しているさま の意

単純で複合的でない性質 の意

  • シンプリシティー
  • 単純性
  • シンプルさ
  • 単純さ

洞察力、鋭敏さの欠如 の意

  • 芽出度さ
  • 他愛なさ
  • お目出たさ
  • たわい無さ
  • 目出度さ
  • 御目出度さ
  • 芽出たさ
  • お芽出たさ
  • 御芽出度さ
  • たわいなさ
  • たやすさ
  • 単純さ
  • めでたさ
  • 目出たさ
  • おめでたさ

異物との混合や希釈がないこと の意

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