得意/顧客/常客/常連/馴染み の解説 - 小学館 類語例解辞典

得意/顧客/常客/常連/馴染み の共通する意味

よく買ってくれたり、利用してくれたりする、事業主にとってありがたい客。

英語表現 a customer

国語辞書で調べる 得意 顧客 常客 常連 馴染み

得意/顧客/常客/常連/馴染み の使い分け

「得意」は、「お得意」また「お得意さん(様)」の形でよく使われる。客に対する感謝の意を含む言い方で、書き言葉としてはあまり使わない。
「顧客」は、他の四語と異なり、一人一人の客をさしていう場合には用いられず、「顧客リスト」のように、ふだん取引のある、事業主にとってありがたい客を総称する場合にいう語。硬い言い方。「こかく」ともいう。
「常客」「常連」は、いつもその店に来る客。「常客」の方が、いろいろな店の客にいえる。「常連」は、飲食店、興行場、酒場などの客をいう場合が多く、「常客」より親しみがこもる。また、「常連」は、いつもそこに顔を出す人の意でも使われる。
「馴染み」は、「馴染み客」「お馴染み」などともいう。「得意」が、よく利用し、利益をもたらす客をいうのに対し、「馴染み」は、利益はそれほどでなくても、なれ親しんだ客にいい、親近感は深い。

得意/顧客/常客/常連/馴染み の関連語

上得意
いつも多く購入してくれるような大事な客。「当店の上得意のAさん」
常得意
いつも変わらず利用してくれる客。「毎日買いに来る常得意の奥さん」
上客
大きな利益をもたらす大切な客。「医者や弁護士がここの上客だ」

得意/顧客/常客/常連/馴染み の類語対比表

彼はこの店の…だ…名簿多くの…の客を持つ投稿欄の…
得意お○
顧客
常客
常連
馴染みお○

参照

得意⇒会心/得意 常連⇒仲間/同志 馴染み⇒顔馴染み/顔見知り

カテゴリ

#社会生活#出会い・送迎・仲間

得意/顧客/常客/常連/馴染み の類語 - 日本語ワードネット

得意 の類語

自尊心および、自分に値打ちがあると感じること の意

喜びと自信に満ちた気持ち の意

商品やサービスにお金を払う人 の意

定期的に来る顧客 の意

顧客 の類語

顧客の総称 の意

商品やサービスにお金を払う人 の意

弁護士の助言を求める人 の意

定期的に来る顧客 の意

常客 の類語

定期的に来る顧客 の意

常連 の類語

しばしば別の仲間の中にいる友人 の意

定期的に来る顧客 の意

お得意様 の意

馴染み の類語

親密で温かみのある友情 の意

よく知られている、または、有名であるという理由でいつもの通りであること の意

親密で、共に感じる感覚 の意

よく知っていて好意を感じ信頼できる人 の意

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