1. 《謡曲「松風」の「月は一つ、影は二つ、三つ(満つ)汐 (しほ) の」からという》江戸時代、上方の遊里で、揚げ代1匁の下級女郎のこと。汐(3匁)・影(2匁)の下位。

  1. 《「がんち(頑痴)」の音変化か》色道に慣れないこと。不粋なこと。また、その人。野暮。

    1. 「―の男は泥みたる風をして」〈浮・禁短気・五〉

風流な味わい。上品な風情。雅趣。「雅致のある絵」

[接尾]名詞や動詞の連用形に付く。
  1. …が多い、…する傾きがある、…に傾きやすいなどの意を表す。「後れ勝ち」「病気勝ち」

  1. それのほうが得をする意を表す。「早い者勝ち」

[補説]1は、かなで書くことが多い。
[形動]《俗語。「がちんこ」から》真剣に。まじめに。本気で。「がちで頭にきた」

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