つが・う〔つがふ〕【^▽番う】

の解説

［動ワ五（ハ四）］

1. １ 二つのものが一組みになる。組み合う。対になる。「仲よく—・うおしどり」

1. ２ 雌雄が交尾する。つるむ。「小鳥が—・う」

1. ３ 「番 (つが) える1」に同じ。「矢を—・う」

1. ４ 先駆けや車副 (くるまぞい) を左右に立てる。

   1. 「御ありきの折はおぼろけにて御前 (ごぜん) —・ひ給はず」〈大鏡・時平〉

1. ５ かたく約束する。

   1. 「使者にむかひ—・ひし詞は取りかへされず」〈浄・井筒業平〉

［動ハ下二］「つがえる」の文語形。

類語

• つるむ(つるむ)

つが◦う〔つがふ〕【継がふ】

の解説

［連語］《動詞「つ（継）ぐ」の未然形＋反復継続の助動詞「ふ」》長く継ぐ。いつまでも継続する。

• 「よろづ代に語り—◦へと始めてしこの九月の過ぎまくを」〈万・三三二九〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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