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辞書
１ 「八端織り」の略。
２ 「八端掛 (がけ) 」の略。
⇒ほったん（発端）
出典：デジタル大辞泉（小学館）
はったんおり【八端織（り）／八反織（り）】
《1反が普通の絽 (ろ) の8反の重さに相当するところからいう》練り糸を用いて、縦・横に褐色と黄色の縞模様を表した厚地の絹織物。丹前や布団地などに用いる。綾糸織り。
はったんがけ【八端掛／八反掛】
《1反の値が紬 (つむぎ) の8反分に相当するところからの名という》 １ 八丈島産の絹織物。絹の合わせ糸をよって織った上質の綾織り。 ２ 仙台産の上質の絹織物。
出典：青空文庫
･･･発端 肥後の細川家の家中に、田岡甚太夫と云う侍がいた。これは以前･･･ 芥川竜之介「或敵打の話」
･･･と云う、それが抑々の発端なのです。何でも六月の上旬ある日、新蔵は･･･ 芥川竜之介「妖婆」
･･･そういう発端で明日矢部と会見するに当たっての監督としての位置と仕･･･ 有島武郎「親子」
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