
1 (回り・廻り)まわること。まわり方。転じて、ものの働きぐあい。「モーターの—が悪い」「頭の—が早い」
2 (ふつう「周り」と書く)
6 (回り・廻り)及ぶこと。行き渡ること。「火の—を食い止める」「酒の—が早い」
7 おかずをいう女房詞。飯のまわりに置いたところからいう。
出典:青空文庫
・・・には、その女中と立ち廻りの喧嘩をした上、大怪我をさせたというじゃ・・・ 芥川竜之介「一夕話」
・・・って人魚のように跳ね廻りました。 その中にMが膝位の深さの所まで・・・ 有島武郎「溺れかけた兄妹」
・・・畔づたいに廻りながら、やがて端へ出て、横向に桃を見ると、その樹の・・・ 泉鏡花「瓜の涙」