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辞書
１ 書物・掛け軸などの表紙に記してある書名・題名。→内題
２ 上方で、歌舞伎や浄瑠璃の題名のこと。江戸では、名題 (なだい) という。芸題。
３ 古文書で、申文 (もうしぶみ) ・解状 (げじょう) などの上申文書の端や奥などに、上位者が申請内容に対する裁決・認証の旨を記したもの。
出典：デジタル大辞泉（小学館）
げだいあんど【外題安堵】
中世、幕府が所領譲与を安堵した旨を申請者の提出した文書の余白部分に記したこと。また、その文書。外題安堵状。
げだいがくもん【外題学問】
書名にだけ通じていて内容を知らないこと。うわべだけの学問。
げだいかざり【外題飾り】
茶席の床に、外題のある軸物を巻いたまま飾っておくこと。軸飾り。
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出典：青空文庫
･･･居見に連れゆくべし。外題は阿波十郎兵衛なる由ききぬ。そなたに見せ･･･ 国木田独歩「源おじ」
･･･ゅうふれ込みでない。外題は、塩原多助、尾上岩藤に、小栗判官、照手･･･ 宮本百合子「農村」
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