射る（いる）とは？意味・読み方・使い方

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い・る【射る】
の解説

［動ラ五（四）］「い（射）る」（上一）に同じ。近世江戸語以降の用法。

「灯 (ひ) の光り闇を破りて遥 (はるか) に身を—・り」〈露伴・いさなとり〉

いる【射る】
の解説

［動ア上一］［文］［ヤ上一］

１矢を弓につがえて放つ。「弓をいる」

２矢や弾丸を目的物に当てる。「的をいる」

３光が強く照らす。「光線が目をいる」

４向けて放たれたものが対象をとらえる。「やさしい言葉が心をいた」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

射るの例文(18)

出典：青空文庫

･･･りを立てながら、眼を射るような日の光の中に勇ましく飛び立って行っ･･･有島武郎「カインの末裔」
･･･、毒虫のぶんぶん矢を射るような烈い中に、疲れて、すやすや、……傍･･･泉鏡花「女客」
･･･た絵の、無慙さが眼を射る。　　　　　　　二「さあさあ看板に無い処･･･泉鏡花「革鞄の怪」

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