出典:gooニュース
脊髄損傷のまひ、回復促進 横浜市大、サルに化合物投与
横浜市立大などの研究チームは13日、富士フイルムと共同開発した化合物が、脊髄損傷で生じたまひに対するリハビリ効果を大きく促進することが分かったと発表した。ニホンザルを使った実験で確認した。チームの高橋琢哉教授は「数年以内の臨床試験開始を目指したい」としている。 この化合物は「エドネルピクマレイン酸」。チームは、細い隙間から餌を落とさず指でつかみ取るようサルを訓練。
脊髄損傷からの回復に効果のある化合物、サルで確認 横浜市立大
脳の神経伝達を増強させる化合物が、脊髄(せきずい)損傷に伴うまひからの回復にも効果があることがサルの実験でわかったと、横浜市立大などの研究チームが13日発表した。この化合物を投与してリハビリをすると、ほぼ損傷前の状態にまで回復することが確認できたという。 脊髄損傷の患者は国内に15万~20万人いると推定され、年間に5000人ほど増えている。
胎児の脊髄難病手術、先進医療に 大阪大らのグループ、日本初成功
背中側の皮膚などが開いたままとなり脊髄が露出する指定難病「脊髄髄膜瘤」の治療として、妊娠した母親の子宮を切り開き胎児を手術する手法が国の「先進医療」に認められたと、大阪大などのグループが7日までに発表した。グループはこの病気では日本初となる胎児手術に成功、今後3年かけてさらに10件の手術を実施する方針。
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