れいぜい‐いん【冷泉院】
嵯峨天皇が弘仁年間(810〜824)に後院として京都の堀川西に造営した御殿。のち、里内裏ともなった。れいぜんいん。 源氏物語中の人物。桐壺帝の第10皇子。実は藤壺(ふじつぼ)と光源氏との間の...
れいぜい‐ためすけ【冷泉為相】
[1263〜1328]鎌倉後期の歌人。藤原為家の子。母は阿仏尼。冷泉家の祖。鎌倉連歌の発展に尽力。家集に「権中納言為相卿集(藤谷集)」がある。藤原為相。
れいぜい‐ためむら【冷泉為村】
[1712〜1774]江戸中期の歌人。冷泉家中興の祖。霊元法皇から古今伝授を受けた。著「樵夫問答」など。
れいぜい‐てんのう【冷泉天皇】
[950〜1011]第63代天皇。在位967〜969。村上天皇の第2皇子。名は憲平(のりひら)。病弱のため藤原実頼を関白に任じ、藤原氏の政権独占の時代となった。
れいぜい‐ふみこ【冷泉布美子】
[1916〜2011]冷泉家第22代当主の四女。京都の生まれ。財団法人冷泉家時雨亭文庫を設立。藤原定家の日記「明月記」など、冷泉家に伝えられる貴重な資料の公開に尽力し、日本文化研究の発展に寄与した。