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運斤成風の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

非常に巧みですばらしい技術のこと。また、それをもつ職人。手斧ておのを振るって風を巻き起こす意。▽「運斤」は斧を振るうこと。「斤」は手斧の意。「成風」は風を起こすこと。風を起こすほど勢いよく振りまわす意。「斤きんを運めぐらし風かぜを成す」と訓読する。
出典
『荘子そうじ』徐無鬼じょむき
故事
昔、左官屋がしっくい(白い土)を鼻の先に、はえの羽ほどつけてしまい、大工の石せきにそれを斧で削ってもらおうとした。石は斧を振り上げうなるほど振りまわしたところ、その鼻を傷つけることなく、白い土をきれいに削り落とすことができたという故事から。
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