ひゃくしゃくかんとう【百尺竿頭】
百尺もある竿の先端。転じて、到達しうる極限。最上の極地。
へんげんせきく【片言隻句】
わずかな言葉。ほんのちょっとした言葉。ひとこと。▽「片言」「隻句」はともに、わずかな言葉の意。「隻」は一つ。転じて、わずか、少しの意。「隻句」は「せっく」とも読む。
りくとうさんりゃく【六韜三略】
中国の有名な兵法書『六韜』と『三略』。『六韜』は周の太公望呂尚りょしょうの作とされる。文・武・竜・虎こ豹ひょう犬の六巻。『三略』は前漢の功臣、張良ちょうりょうの師である黄石公こうせきこうの作とされ、上略・中略・下略の三巻。ただし、ともに後世の偽作という説もある。▽「韜」は弓袋の意で、兵法の奥義、戦略のこと。「略」ははかりごと・計略の意。