ゆうもうしょうじん【勇猛精進】
勇敢に、そして精力的に物事を行うこと。▽「勇猛」は勇ましく雄々おおしいこと。「精進」は精神を打ち込んで努力すること。仏教では「猛」は「みょう」と読む場合もある。
ゆうゆうかんえい【優游涵泳】
ゆったりとした心のままに、じっくりと学問や芸術を深く味わうこと。▽「優游」はゆったりしていること。伸び伸びとしてこせつかないこと。「涵泳」は水にひたり泳ぐ意で、ひたり味わうこと。「游」は「遊」とも書く。
ゆうゆうかんかん【悠悠閑閑】
ゆったりして気長に構え、のんびりするさま。▽「悠悠」は落ち着いたさま。のんびりしたさま。「閑閑」は静かで落ち着いたさま。「悠悠緩緩」「優優閑閑」「優優簡簡」とも書く。
ゆうゆうじてき【悠悠自適】
のんびりと心静かに、思うまま過ごすこと。▽「悠悠」はゆったりと落ち着いたさま。「自適」は自分の思うままに楽しむこと。「悠悠」は「優遊」「優游」とも書く。
ゆうゆうふだん【優遊不断】
[形動][文][ナリ]「優柔不断(ゆうじゅうふだん)」に同じ。
ゆかいてきえつ【愉快適悦】
楽しくうれしいこと。
ゆげざんまい【遊戯三昧】
自由気ままに遊びほうけること。物事にふけって、夢中になること。もとは仏教のことばで、何ものにもとらわれることなく、自由であることの意。
ゆさんがんすい【遊山翫水】
野山や水辺で遊ぶこと。「友を誘ひて—に出でたるついでに」〈色道大鏡・四〉
ゆだんたいてき【油断大敵】
注意を少しでも怠れば、思わぬ失敗を招くから、十分に気をつけるべきであるという戒め。▽「油断」は気をゆるめること。油断は大失敗を招くから、どんなものより恐るべき敵として気をつけよ、という意。