さんようすいたい【山容水態】
山や川の様子・姿。自然の美しい風景をいう。▽「容」「態」ともに、姿・様子の意。
しきこうよう【士気高揚】
集団で事を起こす時に、全員の熱意や意気込みが高まること。やる気が、皆に満ちあふれること。
しょうようじざい【逍遥自在】
自由を満喫して、優雅に楽しむこと。また、世俗から逃れて、自由気ままに暮らすこと。
しょうようふはく【従容不迫】
ゆったりと落ち着いたようすで、少しもあわてないこと。
しょっけんらんよう【職権濫用】
自分の地位や職務に認められた権限を、正しく執行せず、自らの利害に用いること。主に公務員が、職務でない行為を不当に行うこと。
しようまっせつ【枝葉末節】
主要でない部分。些細ささいな部分。本質からはずれた些末さまつなこと。▽「枝葉」は枝と葉で、幹が主要なもののたとえであるのに対して、主要でない部分のたとえ。「末節」は木の末のほうの節ふしの意で、主要でない些末な部分のたとえ。
じかいさよう【自壊作用】
外部から力を加えなくても、中からひとりでに壊れていくはたらきのこと。内部から崩れていく力のこと。自滅。
じじょうさよう【自浄作用】
外部からの力によってではなく、自ら清浄する能力があること。何もせずとも、自然に浄化できるようになっていること。外的な圧力なしで、正しい方向に向かう能力。
じんじょういちよう【尋常一様】
ごくあたりまえで、格別に他と変わらないさま。普通と異なることのないさま。▽「尋常」は普通・あたりまえ。「一様」は行動・状態などが同じさま。
せいどくようこう【聖読庸行】
立派な内容の書物を読んでいながら、いざ行動するとなると、平凡であること。▽「聖読」は聖人が書を読むこと。「庸」は平凡なこと。