しちゅうきゅうかつ【死中求活】
絶体絶命の状況でも、何か解決の糸口を見つけ、活路を見出そうとすること。また、窮地から抜け出すために、死ぬ覚悟で、危険にとびこんでいくこと。
しゃしょうせんば【射将先馬】
何かを手に入れたり、目的を果たしたりするためには、その周囲から手をつけるべきだということ。馬上の武将を射止めようとするなら、乗っている馬を射るのがよいという意味。
しんきいってん【心機一転】
ある動機をきっかけとして、すっかり気持ちがよい方向に変わること。また、あることをきっかけに、すっかり気持ちや心をよいほうに入れかえること。▽「心機」は心の働き・心のはずみ・気持ち。「一転」はまったく変わる、がらりと変わること。
じきしょうそう【時期尚早】
その事を実行するには、まだ時が早過ぎること。また、そのさま。▽「尚早」は、なお早い、まだその時期ではないの意。
せんせんきょうきょう【戦戦兢兢】
恐れてびくびくしている様子。何かに恐れて気をつけ慎む様子。▽「戦戦」は震えて恐れること。「兢兢」は緊張して恐れるさま、恐れて戒め慎むさま。「兢」は「恐」とも書く。
せんちせんがく【先知先覚】
衆人よりも先に道理を知ることができること。また、その人。▽「先知」も「先覚」も普通の人よりも先に道理を知り、悟ること。「覚」は何かに気がついて、そのことを理解すること。
そうもさくよう【装模作様】
わざとらしく何かをすること。もったいぶったり見栄を張ったりすること。気取ること。▽「装」は何かのふりをする、飾ること。「模」は似せること。「作」は動作をすること。「様」は様子。
だいしいちばん【大死一番】
一度死んだつもりになって奮起すること。死ぬ覚悟で何かをしてみること。▽「おのれを捨て、欲を去り、迷いを断って、仏の道に精進する」という仏教語から。「大」は「たい」とも読む。
ちくとうぼくせつ【竹頭木屑】
役に立たないもののたとえ。また、細かなもののたとえ。転じて、つまらないものでも、何かで役に立つかもしれないから粗末にしないこと。廃物利用すること。▽「竹頭」は竹の切れはし。「木屑」は木のくず。
てんかごめん【天下御免】
だれにも遠慮せずに、何かをなしてよいこと。世間的に公然と認められていること。
